競 艇 用 語 集 |
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数字 | ◆100m標識ポール | センターポールから第2ターンマークの方に向かって100mの位置に立っている標識ポール。黄色と黒色で交互に塗り分けられています。 |
ABC | ◆2連勝単式 | 1、2着の組合せを、着順通りに当てます。例えば、3-5を購入した場合、3が1着・5が2着でなければいけません。 |
◆2連勝複式 | 1、2着の組合せを当てます。着順は問いません。例えば、3=5を購入した場合、5が1着・3が2着でも的中、3が1着・5が2着でも的中になります。 | |
◆2連対率 | 1、2着で入線することを入着といいますが入着回数を出走回数で割ったものが複勝率です。 | |
◆3連勝単式 | 1着、2着および3着を順位通りに当てます。例えば、1-2-5を購入した場合、1が1着・2が2着・5が3着でなければいけません。 | |
◆3連勝複式 | 1着、2着および3着を順位に関係なく当てます。例えば、1=2=5を購入した場合、1・2・5が順番に関係なく3着以内に入れば的中です。 | |
◆3連対率 | 1着・2着・3着でゴールした回数を出走回数で割ったものです。 | |
◆5m標識ポール | センターポールから第2ターンマークの方に向かって5mの位置に立っている標識ポール。赤と白で交互に塗り分けられています。 | |
◆80m標識ポール | センターポールから第2ターンマークの方に向かって80mの位置に立っている標識ポール。青と白で交互に塗り分けられています。 | |
◆A1級 | 全ての選手のうち、上位20%しかなれません。ビッグレースに出られるのは、原則としてこのA1級の選手だけです。 | |
◆A2級 | 全選手のうち、A1級を除いて上位20%までの選手です。一般戦では主役になれるクラスで、とにかくA級に入ろうというのが目標になっています。 | |
◆B1級 | 全選手のうちA級を除いた上位50%までの選手。最も人数の多いクラスで、上位と下位の選手ではかなり実力の開きがあります。 | |
◆B2級 | A1、A2、B1以外の選手(全体の10%)がこのクラス。技量がまだ高くない新人選手や、ケガなどの事情で出走回数が少ない選手です。 | |
◆F(えふ) | フライングのことです。期内の1本目のフライングは、30日間の休みとなります。 | |
◆F、L更新(えふえるこうしん) | 5月1日と11月1日は新しい級別審査対象期に入る為、それまで持っていた事故点等が全てゼロからの出発となります。 | |
◆F2(えふに) | フライング2本のことです。期内の2本目のフライングは60日間の休みとなります。 | |
◆G1 | グレード・ワン。原則としてA級選手だけが出場できる新鋭王座決定戦、周年記念、ダイヤモンドカップ、高松宮杯、モーターボート大賞など。 | |
◆G2 | グレード・ツー。G1レースに準ずるレース。競艇祭や女子王座決定戦などがある。 | |
◆G3 | グレード・スリー。新鋭リーグ戦、女子リーグ戦、企業杯競走などがある。一般戦より優勝賞金が高く設定されている。 | |
◆K0 | 欠場 | |
◆L(出遅れ) | 大時計の針が1秒を指した後にスタートラインを通過するとL(出遅れ)となり、フライング同様、その艇に関する舟券は全額返還となります。選手責任によるL(出遅れ)の場合、期内の1本目は30日間の休みとなります。 | |
◆S0 | 転倒 | |
◆S1 | 転落 | |
◆S2 | 妨害 | |
◆SG | スペシャルグレード。全選手の目標。G1、G2、G3のさらに上の格付けをされているレースのこと。総理大臣杯、笹川賞、グランドチャンピオン決定戦、オーシャンカップ、モーターボート記念、全日本選手権、賞金王、競艇王チャレンジカップ競走、の8つがある。ビッグともいう。どのレースも舟券が全国で場外発売される。 | |
◆SKS | スタート感知システム。全国で唯一、尼崎競艇場に採用されているフライング防止のための装置。 | |
あ | ◆アームプロテクター | 競艇のレース場は、すべて左回りのコース。ケガが多発するのも左手側が多い。そこで選手の左腕を守るために、アームプロテクターが採用されている。素材に合成皮革、ケブラー(R)繊維、ウレタン、FRPを使い、左の手の甲から肘までをしっかりガード。 |
◆アウト | 5、6コースのことです。 | |
◆アジャスト | スタートラインの手前でスロットルレバーを放し、スタートのタイミングを調整することです。 | |
◆朝メン(あさめん) | 1R、2Rに走るメンバーのことです。 | |
◆足 | エンジンの力のことを要約してこういいます。 | |
◆足合わせ | 試運転の際、2艇以上が舟足を比べることです。 | |
◆穴場 | 投票所、払戻所のことを、ファンの間では窓口に穴が空いていることから穴場と呼んでいます。 | |
◆安定板 (あんていばん) |
波浪対策として、ボートの後部につけるキャビテーション防止の補助板のことです。 | |
◆いなす | エンジンの状態をよけいに悪くしてしまうこと。 | |
◆一般戦 | SG〜G3までの格付けをされないレース。賞金も安い設定。出場選手に制限がないので、比較的実力差が大きいレースになることが多い。 | |
◆一回走り | 1日に1レースだけ走る選手のことです。 | |
◆イン | 1、2コースのことです。 | |
◆インがまし | 助走距離が余分にある1コースで、第2ターンマークよりも後ろの位置から行くイン艇のことです。 | |
◆イン競り(いんぜり) | インコースを得意とする選手が多く出場したレースでは誰もがインコースを取ろうとすることです。 | |
◆イン逃げ(いんにげ) | 一番内のコースを取り、第1ターンマークをトップで施回して逃げる操法です。 | |
◆内マーク | エンジンが出ている選手やスタートの早い選手の内からピタリと艇を合わせて行き、第1ターンマークで先手を取る走りのことです。 | |
◆エースペラ | プロペラは選手個人の物ですが、レース場に持ち込めるプロペラは5枚までと決められています。その中で最も稼ぎの良いエース格のプロペラのことです。 | |
◆エースモーター | モーターは各競艇場で60機程度ずつ所有している。その中で最もパワーのあるモーターを「エースモーター」と呼んだりする。複勝率が40%を超えるものはいいモーターと言える。 |
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◆エアードローイング | ベンチレーションのこと。ベンチレーションを参照。■同義語:ベンチレーション | |
◆オーシャンカップ競走 | SG戦。国民の休日「海の日(7月20日)」を記念して設けられた競走。前年のモーターボート記念競走からその年のグランドチャンピオン決定戦の優勝者、前年のオーシャンカップ競走の優勝者、過去1年間のG1競走の優勝戦出場者が出場。 | |
◆大時計 | 正式名称は「発走信号用時計」。どの競走場にも必ずあり、レースの要となるのがこの大時計です。スタート2分前を知らせる2分前表示灯と、1回転1分の白針、1回転12秒の黄針からなっています。■同義語:発送信号用時計 | |
◆落として回る | スロットルレバーを放し、スピードを落として小回りにターンすることです。 | |
◆追っかけツケマイ | 相手艇の右背後の見えない位置から、スピード全開で外側から襲いかかる決め技です。 | |
◆おもてうら | どちらが1着に来てもいいように折り返しの舟券を買うことです。例えば、1-2がおもてなら2-1がうらとなります。 | |
◆オレンジブイ | (小回り防止ブイ)第2ターンマークから20mの位置にある小回り防止用のブイです。 | |
か | ◆海水 | 海の一角を区切った競艇場の場合は当然、海水である。海水は淡水よりも柔らかい。浮力がつく分、体重が重い選手は海水の方がいいとよく言われる。■対義語:淡水 |
◆回転数 | スロットルレバーは選手の座席左側に取り付けられており、エンジンの回転数を変化させることが出来る。全部握り込めば、エンジンは回転数が上昇して最高速度を出し、スロットルレバーをゆるめることで回転数が下がりいったん減速、その後タイミングを計ってまたスロットルレバーを握り込むことで、素早いターンが可能となる。 | |
◆拡大2連勝複式 (拡連複) |
1着から3着までにはいる2つの組み合わせを順位に関係なく当てます。購入した2艇が1・2着、1・3着、2・3着でも的中になります。 | |
◆カド | スタートラインに対して、いったん後ろに引いてから思い切り助走してスタートする艇(大体、センターからアウトコース)のうち、一番内側のコースのことです。 | |
◆カドまくり | カド位置(センターからアウトコースの一番内側のコース)からまくることです。 | |
◆カブる | 舟券の人気が特定の枠や選手に極度に集中することです。 | |
◆カポック | レース中の事故から身体を守るために選手は防護服の着用が義務づけられています。強化プラスティクでできた防護服のことをカポックと呼びます。 | |
◆カマす | 進入時に、遠い位置から長い助走距離を取ってスタートすることです。 | |
◆変わり身 | 前日まで動かなかったエンジンが突然噴き出すことです。 | |
◆ギヤケース | エンジンの回転運動の伝達部でエンジン本体で作り出された縦の回転を横の回転に変える部分です。 | |
◆キャビる | プロペラが空回りすることをいい、空気を吸い込んでしまうのでボートは失速します。 | |
◆キャブレター | エンジン内部で燃料を霧状にして、空気と混ぜる働きをしています。 | |
◆企業杯競走 | G3戦。企業がスポンサーになって冠をつけた競走。出場選手の顔ぶれも豪華でA級選手が大半を占めることが多い。 | |
◆切り返し | コーナー直前で相手の内側にもぐり、抜き去る奇襲戦法です。成功率は低くなっています。 | |
◆級別 | 競艇の選手は6ヶ月間の成績(勝率、複勝率、事故率、出場回数)に応じて、上からA1級、A2級、B1級、B2級の4つのランクに分けられる。各級の選手の比率は、全選手に対してA1級=20%、A2級=20%、B1級=50%、B2級=10%となる。ランクが上に行くほど、出走日数や格の高いレースへの出場チャンスが増える。 | |
◆級別審査 | 選手の級別を決めるための審査。審査対象となる期間と基準が設けられている。級別審査の対象期間は毎年2回、前期が5月1日〜10月31日、後期が11月1日〜4月30日。勝率、複勝率、事故率などを基準に決められる。 | |
◆救命胴衣 | レース用の救命胴衣は、落水したときのために浮力があることはもちろん、プロテクト力を重視したものを使用している。内部はヘルメットと同じ構造でFRP板と発泡体から構成され、外部からの衝撃を緩和して選手の胴体を保護。さらに左側の肩部分には肩プロテクターが取り付けられ、肩を保護している。 |
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◆競艇王チャレンジカップ競走 | その年の1月1日から10月31日までの獲得賞金金額上位者から選出された選手が出場する。 | |
◆競艇クイーン | 初代、関本彩子。2代目、高橋香代。現在は3代目として、競艇クィーンの、いでぐちみちこ、準クィーンの藤沢みわ、沢木涼子の3人が活躍中。 | |
◆競艇場 | 競艇場は海の一角を区切ったもの(海水)や、湖や川の一角を区切ったもの(淡水)、専用プールのものなどがある。窓口の大きさやトイレの数などは法的に決められている。他にも理髪店(戸田競艇場)や薬局(若松競艇場)、キャッシュディスペンサー(丸亀競艇場)などをそなえたところもある。 | |
◆クランクシャフト | エンジンで作られた2つのピストンの往復運動を直線的な働きから、回転運動に変える役目を果たしています。 | |
◆グランドチャンピオン決定戦 | 過去1年間のSG優勝戦の完走者、SG予選での得点上位者、前年のグランドチャンピオン決定戦、オーシャンカップ競走、モーターボート記念競走、全日本選手権、競艇王チャレンジカップ競走、その年の総理大臣杯競走、笹川賞競走の優勝者が出場する。 | |
◆空中線標識 | スタートラインと第2ターンマークの間にコースを横切る形で空中にロープが張られ、各々色の異なる組み合わせの小旗がつけられています。 | |
◆ケタチ | エンジンが非常に良いことで、「けた違い」の略語です。 | |
◆コース | 1周600m。レースでは、このコースを3周する。水上には2つのターンマークがあり、この回りを左回りに走る。スタートラインとゴールラインは、大時計とセンターポールを結んだ線上で、2つのターンマークのちょうど真ん中にある。 | |
◆コース・スタートタイミング | その選手が前日までのレースでどのコースに入り、どんなタイミングでスタートしたかを表している。(3)13なら、3コースから0.13秒でスタートした、という意味。 |
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◆個人データ | 出走表には、選手の級別、登録番号、年齢、体重、F・L回数などの個人データが掲載されている。いずれも予想の際に重要な基礎的データとなる。Fはフライング、Lは出遅れのこと。 |
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◆小回り防止ブイ | オレンジブイとも言う。「オレンジブイ」参照 |
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◆ゴール | コースを3周して戻ってきた時には、スタートラインがそのままゴールラインになる。ゴールの瞬間が接戦の場合は、写真判定が行われる。 |
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◆ゴンロク | 5着、6着のことです。 | |
さ | ◆さきマイ | 他の艇より先にターンすること。 |
◆笹川賞競走 | SG戦。ファン投票(A1級が対象)、選考委員会の選出、前年のグランドチャンピオン決定戦、オーシャンカップ競走、モーターボート記念競走、全日本選手権、競艇王チャレンジカップ競走、その年の総理大臣杯競走の優勝者が出場。 | |
◆差し | 内側の艇を先にターンさせて、外側からその内側に切り込んで行くターンのことです。 | |
◆事故率 | 事故点基準があり、フライング、出遅れはそれぞれ20点、反則失格15点、選手責任による失格、欠場は10点と定められています。この事故点合計を出走回数で割った率を事故率と呼びます。 | |
◆自粛欠場 | 選手責任によるスタート事故を起こした者は、すでに配分を受けているレースを消化してから30日間レースを自粛します。(この間訓練所で訓練納付金を納め、スタートの特訓を受けることになります) | |
◆絞りまくり | スリットをすぎて多少でもへさきが出ていたら一気に左へ斜行するまくり。内側艇の抵抗に合いやすいが、決まれば一気に潰すことが出来る。また絞りまくられた内側艇は行き場をなくし、旋回時のスピードが大幅にダウン、大敗の原因となる。 | |
◆絞る | まくりの得意な選手が、スタートして直ぐに内側によって行くことです。 | |
◆周年記念 | 競艇場の開設何周年かを記念して行われるレースのこと。各競艇場によって呼び方は違っている。レースの格はG1。 | |
◆準優勝戦 | 予選を勝ち抜いたポイント上位の18名によるレースのこと。さらにこの中の1、2着が優勝戦に進む。 | |
◆賞金王決定戦競走 | SG戦。その年の1月〜11月までの獲得賞金上位12名で行われる優勝賞金1億円(平成10年度)の賞金王決定戦と、13〜60位までの選手による賞金王シリーズ戦がある。賞金王決定戦の12名は来年の賞金王を除くすべてのSG戦に優先出場できる。 | |
◆勝率 | 6艇が走るレースで1着10点、2着8点、3着6点、4着4点、5着2点、6着1点という着順点基準があり、この合計した点数を出走回数で割り小数点以下3けた以下を四捨五入した率です。 | |
◆消音(消音型モーター) | 騒音に配慮して音を抑える構造になっているモーター。排気の音を抑えるようになっており、出足性能がやや弱くなっています。 | |
◆女子リーグ戦 | G3戦。女子選手だけの競走。年間20戦前後が各地で開催され、成績上位者は年度末の女子王座決定戦(G2)に出場できる。 | |
◆賞典レース | レース最終日の優勝戦、選抜戦のことです。 | |
◆新鋭リーグ戦 | G3戦。デビュー6年未満の新人による競走。年間20戦前後が各地で開催され、ここでの成績上位者は年度末の新鋭王座決定戦(G1)に出場できる。 | |
◆進入 | 全艇がコース取りをほぼ終え、スタートラインに向かう状態。ピットでは6艇が枠の順番に並んでいるが、ピットを離れると同時に各艇は自分の好きなコースを取り合うことになる。その、コースに入る時のことを「進入」「進入コース」という。通常はインが有利。 | |
◆進入固定レース | あらかじめ選手の走るコースを指定したレースをいいます。 | |
◆水面 | 競艇で「水面」という場合、物理的な水面のことではなく、レースコース(競走水面)のことを言う。 | |
◆スタートタイミング | 大時計の針が0秒を指してから何秒後にボートの先端がスタートラインを通過したか、という数字です。 | |
◆スタート展示 | レース前、出場各艇のピット離れ・進入・スタート・ピット帰投などスタートに関する情報をファンに提供する為に行う試走をいいます。 | |
◆スローおこし | 助走距離をつけずにスローの状態から舟を起こしてスタートラインに向かうことです。 | |
◆スロー艇団 | インの欲しい選手が固まっていることです。 | |
◆スロットルレバー | 選手は右手でハンドルを、左手でスロットルレバーを操作する。スロットルレバーは車でいうところのアクセル、モーターの出力を上げたり下げたりするレバーである。競艇のボートにブレーキはないから、スピードを落としたり、止まるには、スロットルレバーを放してモーターの出力を落とし、あとは水の抵抗にまかせることになる。レバーは手を放せば自動的に元の位置に戻る。そんなわけで、「放る」という表現が使われるのだ。 | |
◆節一(せついち) | その節で一番エンジンが出ている選手のこと又、好調な選手のことです。 | |
◆選手着位(今節成績) | 前日までの選手の着順。この数字の移り変わりを見れば、選手の調子も判断しやすい。 | |
◆センター | 3、4コースのことです。 | |
◆前検日 | レース開催日の前日12:00までに選手は競艇場内で受付を完了させ、モーターとボートの抽選、スタート練習などを行う。これを前検日といい、この日から最終日まで選手はレース場近くの宿舎で宿泊する。 | |
◆全日本選手権競走 | SG戦。勝率上位選手。前年の競艇王チャレンジカップ競走、前年の全日本選手権競走の優勝者、その年の総理大臣杯競走、笹川賞競走、グランドチャンピオン決定戦、オーシャンカップ競走、モーターボート記念競走の優勝者が出場。 | |
◆全速差し | スピード全開の状態でターンが差しの形になることです。 | |
◆総理大臣杯競走 | SG戦。優勝回数上位の選手、前年のSG、G1の優勝者が出場する。 | |
◆外マーク | スタート、エンジンの良い艇の外側からピタリとつけて、マークした艇がまくって行けば、その内を差すという走方です。 | |
た | ◆ターンマーク起こし | 第2ターンマーク横の位置からスタートラインに向かうことです。 |
◆体重 | 同じ性能のモーターと同じ規格のボートで競走するとなれば、選手の体重は軽い方が有利になる。ただし、荒れ水面の場合は体重の重い方が安定性があり多少有利になる。また、選手の体重には規定があり(最低体重は、男子は50kg、女子は45kg)、あまり軽すぎても不足した重さを調整して乗ることになる。 | |
◆ダイヤモンドカップ競走 | 競艇場の施設リニューアルを記念して行われるレースのこと。むかしは「施設改善記念」といった。平成9年4月1日から今の名称になった。レースの格はG1。 | |
◆待機行動 | ピットを離れてからスタートするまでの艇の行動。コース取りも待機行動に含まれます。待機行動中の艇の行動方法には細かい規定があります。 | |
◆抱きマイ | ほぼ同体の内側艇を包み込むようにしてまくること。決まれば内側艇を自分の航跡に入れられるので一気に有利な態勢になる。 | |
◆タッチS | スリット写真の0秒ラインにボートがかかっているようなきわどいスタートのことです。一つ間違うとフライングになってしまいます。 | |
◆単勝式 | レースの1着のみを的中させます。6艇で走るレースなら、単勝式の舟券は6通り、ということになります。 | |
◆淡水 | 河川や湖の一角、あるいは専用のプールを設けた競艇場の場合、淡水である。淡水は海水よりも堅い。 | |
◆地区選手権 | 関東、東海、近畿、四国、中国、九州の各地区で、地区別に行われるレース。これに勝つと総理大臣杯に出られるようになる。レースの格はG1。 | |
◆ちゃつられる | ターンの時に内を走る艇が、まくってきた艇の立てた波の影響で失速してしまうことです。 | |
◆チルト角 | エンジンをボートに取り付ける時、5角形のアジャスターにはめ込む時の角度です。水面との角度が水平になるのが0度で他に-0.5度、0.5度、1度、1.5度とあり、度数が少ないほど、プロペラが深い水中で回ることになります。 | |
◆ツケマイ | 内側の選手にピッタリつけて、同体でターンしながら外側から全速力でかわしていくのがツケマイです。 | |
◆出足 | 直線のスタートから、全速になるまでの舟足です。 | |
◆艇旗 | ボートの船首についている小さい旗を、正式には「艇旗」という。ヘルメット、上衣(ユニホーム)と同様、ファンが識別しやすいように艇番によって色が決められている。白=1号艇、黒=2号艇、赤=3号艇、青=4号艇、黄=5号艇、緑=6号艇。どの競艇場でも同じ。 | |
◆デカペラ | 外径がデカいプロペラ、の意。市販のプロペラを選手が叩いて伸ばして大きくしたのが始まり。その後、メーカーも対応し、大きいプロペラも作られるようになった。 | |
◆展示航走 | レースの発売開始前、出走する各選手がコース2周を全速力で走ることを展示航走といいます。予想の参考や、ボートやモーターの調子を見てもらうためのもので、展示航走後に発表されるタイムは、2周目のバック側の直線(約150メートル)の航行タイム。 | |
◆得意コース | その選手が得意とするコース。進入コースを予想する際に参考となる。「内」ならイン、「内中」ならインからセンター、「外」はアウト、「全」はすべてのコースOKという意味。 | |
◆特払(とくばらい) | 特別払戻の略で、舟券的中者がいなかった場合100円券1枚に対し70円の払戻が受けられます。 | |
◆トランサム | モータ取り付け部分のことです。 | |
◆ドリームレース | 初日のメインレースで、出走メンバーは全出場選手の中から記者や当該施行者によって決められる。豪華なメンバーになることが多い。 | |
◆ドンづけ | 出足を良くする為に、エンジンをチルト角0度に加え、ライナーも付けずに低く取り付けることです。 | |
な | ◆中へこみ | インとアウトに比べセンターのスタートが悪いことです。 |
◆流す | 舟券を購入するとき、1人の選手をまず決めてその選手から5点の舟券を購入することです。 | |
◆二回走り | 同じ選手が1日に2回レース出走することです。 | |
◆握って回る | スロットルレバーを握ったまま放さず、全速力でターンすることです。 | |
◆荷物がある | フライングや、出遅れ等の事故点を持っていることです。 | |
◆伸び | 伸び足の略で、直線のトップギア状態に入った時の舟足です。 | |
は | ◆ハイドロプレーン | ボートのタイプで、どの競艇場も同じ。特徴は船底にステップと呼ばれる段がついていること。ちょっとした出っ張りがあるわけで、これがあるとボートは水面をよく滑り、スピードが出やすくなるから直線では速い。 |
◆這う(はう) | 節開催中の成績がずっと悪い選手に対していいます。 | |
◆ハネる | エンジンを高い位置に付けて、直線の伸びを良くすることです。 | |
◆ハミがかり | 立ち上がりの手応えのことです。出足の強いエンジンのことでスタートが合わせやすくなります。 | |
◆早 差 し | 先行する内側艇に対し、やや劣勢の外側艇が先行艇の内へ入り込み差すこと。切り返しもほぼ同じ技。 | |
◆早見 | 1日2回レースに出る選手の、前回または次回のレース番号が表されている。 | |
◆番号・色別 | ヘルメット、カポック(レース着=救命胴衣)、ボートにつける旗の色などは、ファンが識別しやすいように艇番によって決められている。白=1号艇、黒=2号艇、赤=3号艇、青=4号艇、黄=5号艇、緑=6号艇。どの競艇場でも同じ。 | |
◆ハンドル | 選手は右手でハンドルを、左手でスロットルレバーを操作する。ボートの進む方向を変えるのはハンドルの操作。一般の船と違って、競艇のボートには「カジ」がない。モーター本体を動かして(プロペラの向きを変えて)、進路を変える。2本のワイヤーをモーターの両サイドからハンドルに巻き、右手だけで「送りハンドル」のようにして操作する。 | |
◆引き波 | 艇が走ったあとにたつ波のこと。ここにハマると艇を操縦しにくくなる。良いモーターは、この引き波を超えるパワーをもっている | |
◆ピストン | エンジンのシリンダー内を、内壁に密着しながら往復する部品のことです。 | |
◆ピストンリング | ピストンにはめて、シリンダー内のガスもれを防ぐ輪のことです。 | |
◆ピット離れ | ピットに待機しているボートが、出走の合図とともに発進する時のこと。素早く発進できることを「ピット離れがいい」などと言います。 | |
◆ヒモ | 2着のことです。 | |
◆平場(ひらば) | 一般戦のことで「パンイチ」とも言います。優勝賞金は意外と安く、強い選手にとっては、賞金を稼ぐというより勝率を稼ぐ場という意識のようです。 | |
◆標準型モーター | 騒音などの心配のない地方競艇場でよく使われます。出足性能がやや強く、イン選手にはやや有利、という傾向があります。 | |
◆ピンロク勝負 | レース時の1着のことをピン、6着のことをロクといい、ピンロク勝負とは、直訳すると1着、6着勝負となります。つまり、『イチかバチ』『負けて元々』と、思い切った勝負を仕掛けることをいいます。 | |
◆複勝式 | 1着か2着に入る艇を当てます。つまり、選んだボートが1着でも2着でも当たりです。 | |
◆複勝率 | 1、2着でゴールした回数を出走回数で割ったものです。(2連対率と同じ) | |
◆深イン | 深いインコースの略、スリット線から第2ターンマークまでの距離が150メートル、黄色と黒色のターンマークまでの距離が100メートルあります。この100メートルより前から舟を起こすことをいいます。 | |
◆深くなる | スタートの際、助走距離が短くなってしまうことです。 | |
◆懐を保つまくり | まくれる体勢でも一気に左へ斜行せず、直進しながらターンマークのやや外めを旋回しまくること。ハコまくりともいう。 | |
◆フライング | 針が0秒を指す前にラインを通過してしまうのがF(フライング)。フライングした艇に関する舟券は、全額返還されます。期内の1本目のフライングは、30日間の休みとなります。 | |
◆フライングスタート | 競艇独特のスタート。各選手がタイミングをとって、大時計が0秒から1秒を指す間にスタートラインを通過するというものです。 | |
◆ブリつける | エンジンが全速の状態になった時をさす言葉です。 | |
◆振り込む | ターンする時、スロットルレバーを握るタイミングとハンドルを戻すタイミングがずれることによって、ボートの先が急激に内側に向くことです。 | |
◆ブル | 異常なエンジンの回転、ノッキング、加速時に息つぎをすること。またブルブルともいいます。 | |
◆プロペラをひねる | プロペラのピッチ(ねじれ)を、大きくすることです。こうすることで回転が下がり伸びが良くなります。 | |
◆プロペラをひらく | プロペラのピッチ(ねじれ)を、小さくすることです。こうすることで回転が上がり出足が良くなります。 | |
◆ぺラ | モーターに取り付けられるプロペラのこと(2枚ばね)。つまりボートを推進させるためのスクリューで、選手は5枚まで競艇場に持って入れます。 | |
◆返還 | 競艇では、スタート時にF(フライング)や出遅れで欠場となった場合、その舟券を購入した金額を返還してくれる。ただし、スタート後の転覆、落水、エンストなどでは返還はない。購入した舟券にフライングや出遅れがあった場合、絶対に舟券は捨てずに、レース確定の発表を待って払い戻し窓口へ行こう。 | |
◆ベンチレーション | プロペラが、水面より上の空気を吸いこむこと。空転してしまうので、キャビテーションと同じく減速の原因になる。エアードローイングともいう。 | |
◆ポケット進入 | コース取りの時、後ろにつけていて第2ターンマークのところで内側に入ることです。後づけとも、後ろづけともいいます。 | |
◆ホワイト、イエロー | スタート事故防止のため40メートルラインに取り付けられている白と黄色のフラッグのことです。 | |
ま | ◆前づけ | コース取りで大きく回り込み、他の艇の前に座り込む作戦のことです。 |
◆まくり | 外側から助走をつけて、内側の艇を押さえながターンする方法です。 | |
◆まくり差し | 外側からまくると見せかけて、素早く内側に切り込む方法です。 | |
◆回り足 | ターンする時のエンジン力のことです。 | |
◆マンシュウ | 万舟券のこと。1万円以上の払い戻し。競馬でも「マンシュウ」と言うことがあるが、もともとは競艇で使われていた言葉。 | |
◆めげる | プロペラが変型したり、欠けてしまったりすること。 | |
◆モーターボート記念競走 | SG戦。開催場以外の23場からの推薦選手(競艇場は全国に24場ありますから)、開催施行者の希望、前年の全日本選手権、競艇王チャレンジカップ競走、モーターボート記念競走、その年の総理大臣杯競走、笹川賞競走、グランドチャンピオン決定戦、オーシャンカップ競走の優勝者から出場。 | |
◆モンキー | モンキーターンのことです。乗艇フォームが競馬の騎手のモンキー乗りに似ていることからきています。 | |
や | ◆優勝戦 | その名のとおり、優勝者を決めるレース。出場する全選手の目標がこれである。予選や準優勝戦とは賞金が格段に違う。 |
◆予選 | 予選では、ひとりの選手が5〜6回走り、ポイントを争う。1着から順にポイントがつき、これを足して出走回数で割る。この得点上位者が準優勝戦および優勝戦に進出できる。 | |
ら | ◆ライナー | ボートにエンジンを乗せる台座に板を積んでプロペラの回る位置を調整していますが、その板のことをライナーといいます。 |
◆ラップ | 艇が並行して航走している状態をいいます。 | |
◆リードバルブ | 混合気をシリンダー内に決まった量だけ入れる部品です。 | |
わ | ◆枠なり進入 | レースのスタート時に、枠順の通りにコースへ進むことを言います。 |